ICLを受けたきっかけは夜泣き対応だった
筆者がICLを受ける直接のきっかけは、子供の夜泣き対応でした。
子供が0歳の頃、夜中に泣くたびに「メガネを探す→かける→子供を見る→大丈夫そうなら外す→枕元に置く→寝る」という作業を1晩に何度も繰り返す日々。裸眼0.01の強度近視だったため、メガネなしでは子供の表情すら見えません。
「もし裸眼で見えたら、ちらっと見て→寝る、で済むのに」——この思いが決定的でした。
メガネ育児で感じていたストレス
夜泣き対応
メガネを探す→かける→外す→置く、の一連の動作を1晩に3〜4回。睡眠が細切れの中、このわずかな手間が大きなストレスでした。暗闘の中でメガネを見つけられないこともあり、結局起き上がって電気をつけることも。
抱っこ・肩車
子供にメガネを引っ張られる、レンズをベタベタ触られる、フレームを曲げられる。肩車の際は特にひどく、メガネを奪われると何も見えなくなるので危険を感じることもありました。
お風呂
メガネを外した状態で子供を入浴させるのは不安でした。シャンプーのボトルの文字も読めない、子供の表情も見えない。コンタクトは水に触れるリスクがあるため装着できず、ぼんやりした視界での入浴が日常でした。
外遊び・公園
砂場遊びでメガネに砂がつく、追いかけっこでメガネがズレる、滑り台で子供を受け止める時にフレームが邪魔。汗でメガネがズレ落ちてくるストレスも大きかったです。
災害への不安
地震が来た時、メガネがなければ何も見えない。子供を抱えて避難する時にメガネを探している余裕はない。この漠然とした不安も、ICLを検討した理由の一つでした。
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ICL後の育児がどう変わったか【場面別】
| 場面 | メガネ時代 | ICL後 |
|---|---|---|
| 夜泣き対応 | メガネ探す→かける→外す→置く | ちらっと見る→寝る。メガネ不要 |
| 肩車 | メガネを触られる・奪われる | 何も触られない。快適に肩車 |
| お風呂 | ぼんやりした視界。子供の表情見えず | クリアに見える。安全に入浴 |
| 外遊び | 砂・汗・ズレとの戦い | 裸眼で全力で遊べる |
| 添い寝 | メガネが枕に当たって不快 | 自然に横になれる |
| メガネ破損リスク | 曲げられる・踏まれるリスク常時 | リスクゼロ(メガネがないため) |
| 災害時 | メガネがないと避難できない不安 | 裸眼で即座に動ける安心感 |
ICL後の育児で最も大きく変わったのは、やはり夜泣き対応です。メガネを探す手間がゼロになったことで、夜中の対応が劇的に楽になりました。2年経った今も、毎晩この恩恵を感じています。
子育て中のICLで注意すべきこと
術後の安静期間のサポート体制
手術当日は安静が必要です。帰宅には付き添いが必要で、その日の育児は完全にパートナーや家族に任せることになります。翌日からはデスクワークに復帰できましたが、洗顔制限(7日間)の間は子供に顔を触られないよう気を使う場面がありました。
筆者の場合、妻に術後のサポートをお願いしました。手術前にパートナーと事前に相談しておくことは必須です。
洗顔制限中の育児
術後7日間は顔を洗えないため、子供に顔を触られたり、食事の際に顔に食べ物が飛んできたりする場面では注意が必要でした。保護メガネをかけていたため、ある程度は防げましたが、小さい子供がいると完全に避けるのは難しいです。
費用の問題
子育て世帯にとって71万円は大きな出費です。ただし医療費控除で十数万円が戻り、実質負担は55〜60万円程度。さらに長期的にはコンタクト代の節約にもなります。
子育て世帯にとっての71万円
「子育てにお金がかかる時期に71万円は高い」という声はもっともです。筆者も半年以上悩みました。
最終的に筆者が踏み切れた理由は、「子育ての一番大変な時期に裸眼で過ごせることの価値」を金額では測れないと感じたからです。夜泣きの時期は一生続くわけではありませんが、その時期に毎晩メガネを探すストレスは二度と取り戻せません。
「今」裸眼になることの価値が、5年後10年後に裸眼になることの価値よりも圧倒的に高い——筆者にとってはその判断でした。
よくある質問
Q. 子育て中にICLを受けるベストなタイミングは?
筆者の経験では、子供が0〜1歳の夜泣き期が始まった時が最もメガネの不便さを痛感するタイミングです。ただし術後の安静期間にサポートが必要なため、パートナーや家族の協力が得られる時期を選ぶことが重要です。
Q. 術後、子供に目を触られても大丈夫ですか?
術後しばらくは目を強くこすったり圧迫したりすることは避ける必要があります。保護メガネをかけて就寝し、日中も注意が必要でした。1〜2週間で保護メガネは不要になり、以降は通常通りです。
まとめ
- ICLを受けたきっかけは夜泣き対応のメガネの不便さ
- 夜泣き・肩車・お風呂・外遊びのすべてが裸眼で快適に
- 最も大きな変化は夜泣き対応。「ちらっと見る→寝る」に変わった
- 術後の安静期間はパートナーのサポートが必須
- 71万円は高額だが、医療費控除で実質55〜60万円程度に
- 「今」裸眼になる価値は、子育ての大変な時期ほど高い
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【免責事項】
本記事は筆者個人の体験記録であり、特定の医療機関・製品を推奨するものではありません。